memo

　SuzukaというフリーのFlash作成ソフトがある。非常に高機能で使いやすいのだが、2008年以降更新されていない。したがって、Windows7にも対応していない。フリーソフトなので贅沢も言えないが、非常に良いソフトなのでなかなか鞍替えできないのが現状だ。
　Windows7でそのまま起動しようとすると、Suzukaは強制終了してしまう。ただ、全く使えないわけではなく、工夫を凝らせば何とか使えるようなので、その方法をメモしておく。

■ リッチエディット版の使用
　通常版のSuzukaはSonEditXコンポーネントを必要とする。しかし、これのインストールがWindows7ではあまり上手くいかないようなので、SonEditXコンポーネントを必要としないリッチエディット版をダウンロードし、使用する必要がある。

■ 互換モードでの実行
　Suzukaを普通に起動しようとすると落ちるので、互換モードで実行する必要がある。プロパティから互換モードを「Windows 98 / Windows Me」に設定すれば良い。

■ MP3が読み込めない
　やっとこさ起動したところで、MP3ファイルを読み込ませようとすると、落ちてしまう。これに関しては、ユーザーアカウント制御（UAE）をオフにすると良いようだ（UAEのオフにはリスクもあるので注意しなければならない）。

■ オートメーションエラー
　Windows7固有のエラーなのかは不明だが、オートメーションエラーが生じ、CSFファイルを開けないことがある。これは、タイムライン中のMP3ファイルのサウンドイベントを「ストリーミング再生」からただの「再生」に変更することによって免れることができる。
　とは言え、CSFファイルを開くにあたってエラーになる手前、サウンドイベントを変更するのは不可能だ。対処法としては、（１）Suzukaに対応しているOSでファイルを開きなおす、（２）CSFファイルをテキストエディタで開きパラメーターをじかに変える――という方法がある。