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2015年03月の記事は以下のとおりです。

大阪環状線の全駅に発車メロディ

 大阪環状線の発車メロディが全駅に導入されるという。大阪駅など4駅では先行導入されていたが、それがすべての駅に広がることになる。

『大阪環状線改造プロジェクト』進行中 大阪環状線発車メロディ全駅曲目決定! - JR西日本

 選曲はバラエティに富んでいて非常に面白い。大阪にゆかりのある歌手の曲が並ぶ一方で、焼肉の匂いが絶えない鶴橋駅の「ヨーデル食べ放題」や、新今宮駅の「新世界より」のように、受け狙いとしか思えない選曲も。ただ、それも大阪らしいといえばらしいのかな。

 ところで、大阪城公園駅の「法螺貝」(オリジナル曲)って何なんだろう。電車が発とうとするたびに「ボオォ―――」とか鳴らすのだろうか。だとしたらすごいな。

大阪市営地下鉄のサインシステムが新デザインに

大阪・本町駅に新デザインの案内表示-「実感できるサービスアップ」の一環で /大阪 - Yahoo!ニュース

 大阪市営地下鉄のサインシステム(標示類)のデザインが新しいものになるという。本町駅で先行的に更新されているようだ。
 日本語部フォントはこれまでの「見出ゴ」から「ヒラギノUD角ゴ」に変更。ヒラギノUD角ゴは、懐を狭くして字間の隙間を広げることによって可読性を上げた(※1)、UD系フォントの中では異色の存在。視認性と公営企業の真面目なイメージを両立させた選択なのかもしれない。このフォントがサインシステムで大々的に使われたのはこれが初めてではないだろうか。


※1 ヒラギノUDについて聞いてみた@字游工房 - CBCNET

ボールサインノック

 サクラクレパスが送り出すノック式ゲルインキボールペン。1本150円(税抜)。全40種類。
 そもそもゲルインキボールペンを最初に開発したのはサクラクレパスなのだが、他社にシェアを奪われ伸び悩んでいるのが現状である。そんな中、満を持して(?)送り出されたボールペンである。
 サクラクレパスのノック式ゲルボールペンは「グロッソ」なるものを使ったことがある。不良品だったのかもしれないが、インクが頻繁に途切れるひどいものだったので、どこまで進化しているのか期待大である。
 ここでは、ボール径0.4mmの黒インクを紹介。



 軸は女性的で独特なデザイン。ノック側(上部)は細く直径8ミリ強。グリップ部は太くなり直径11ミリほどである。グリップには透明エラストマーを採用。滑り止めになっている一方で、べた付きはない。ペンホルダーには差しやすいかもしれない。クリップはかなり小ぶりなもの。クリップと軸のあいだに必要以上の隙間が開いていて(個体差?)、保持力は弱そうだ。


インク
 同じ水性顔料ゲル・ノック式のサラサクリップ 0.4mm(以下サラサ)や、シグノRT1 0.38mm(以下シグノ)と比較しながら見ていく。なめらかさはサラサ以上、シグノ以下といった印象。インクが紙に良く染み込む感じで、柔らかい書き味である。また、線の太さの強弱が付きやすい。水性(ローラーボール)に近いものがあるかもしれない。
 水性顔料インクで、耐水性、耐アルコール性はともにあり。耐アルコール性の結果から推測して、耐光性も同様にあるものと思われる(未検証)。

互換性
 ボールサインの芯は、JISにおけるJ型。サラサJF芯やシグノUMR-8*芯(K型)と全長は同じだが、芯径が数ミリ細い。そのため、ボールサイン芯をサラサ、シグノRT系、エナージェル、ジェットストリームなどの軸に入れられる一方で、逆にサラサなどの芯をボールサイン軸に入れることはできない。

 直接の競合はここでも比較したサラサやシグノになるのだろう。簡単に使ってみただけだが、戦える実力は十分にあると思う。ただ、サラサやシグノはブランドとして定着しちゃっているし、営業力の差もあるし、そんなには売れないんだろうな。

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