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2015年11月22日の記事は以下のとおりです。

ユニボールエア



ユニボールエア

 三菱鉛筆の新発売の水性ボールペン。海外では既に売られており、日本では遅れての発売となった。
 ペン先のボールが筆圧に応じて沈み込み、線幅が変わるのが特徴。このたび購入したボール径0.5mmは、線幅が0.3mm~0.5mmまで変化するとのこと(ボール径0.7mmは線幅0.4~0.6mm)。普通の水性ボールペンで考えると、ボール径0.5mm~1.0mm相当の線幅で書けるということになる。


ペン先


各ペンの筆跡(右のペン名はそのペンによる筆跡ではない)

 実際に書いてみると、(各人の筆圧によるだろうが)平均的には水性ボールペンのボール径0.7mm相当の線幅になる感じだ。通常の筆圧の範囲内で、線幅の強弱をコントロールすることができる。太くしたいからといって筆圧を思いっきりかける必要はなく、さらさらと書ける。
 筆圧による線幅コントロールはスプリングチップのようなものを採用しているのだと考えられるが、ノック式ボールペンのように筆圧が小さすぎてかすれるということはない。また、その“スプリング”はノック式のそれよりも固い感じだ。


筆圧による線幅の変化

 インクの出はやや渋め。筆圧をかけたときにインクがどばっと出ないようにするためだろう。また、インクの濃度が低いようで、筆記スピードに応じて濃淡が出る。上の画像では分かりにくいが、万年筆に近いところがある。
 耐水性はあり、宛名書きなどにも使える。顔料インクを使っているものと思われる。

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