エントリー

増4度転調のコード進行

  • 2019/11/28 21:23
  • タグ:音楽

最も遠い調への転調であり、理論的には禁忌とも言われる増4度転調について、実際に使われている曲のコード進行を眺めてみた。奇抜なことをしても許される曲調が多いからか、歌い手の音域の問題か、アニメやアイドルの歌でこの転調がよく見られるように思う。

行くぜっ!怪盗少女/ももいろクローバーZ

|(Key:C) Dm7 G7 | CM7 FM7 | Bm7-5 | E7 |(Key:Gb) Ebm | Abm | Db | Gb |

裏コードを使うことによって繋いでいる。転調前、CM7からドミナント進行を連続させてE7にまで至る。このE7は裏コードのBb7と役割が同等。Bb7は転調後のEbmから見たドミナントであるので、自然な流れとなっている。全体的にすごく計算されており、増4度転調のお手本だと思う。

魚たちのLOVE SONG/乃木坂46

|(Key:Gb) Abm | Gb | E | Bb |(Key:C) C | F | G | E |

転調直前のBbは転調後のCに対するドミナントマイナーになっている。 ちなみに、このあとは「Bメロ→サビ」「サビ→Aメロ」で2回の短三度転調を行うことにより、元のキーに戻っている。

明日も/SHISHAMO

|(Key:Db) Gb | Gb | A | Ab | A B | (Key:G) G | G | B | B |

Bメロの終わりで短3度上への転調をにおわせて、増4度上に転調している。増4度転調は短3度転調の二段重ねと考えれば、その二段重ねの途中を引っこ抜いた形の転調の仕方で、違和感に至らない意外性を作り出している。

宗谷バス 天北宗谷岬線のダイヤ改定

宗谷バスの天北宗谷岬線。稚内から宗谷岬、猿払、浜頓別、中頓別を経て、音威子府に至るバス路線だ。宗谷岬付近を除き、1989年に廃止されたJR天北線のルートを引き継いでいる。

その天北宗谷岬線のダイヤが2019年10月に改定された。内容は本数が半分近くになる大幅な減便。輸送量が著しく少なく、補助金を打ち切られたためだ(※)。

減便後のダイヤは、地元の高校生の通学需要や、都市間バスへの接続に必要な最小限の便だけを残した格好となっている。一方、本路線の一つの大きな収入源であろう宗谷岬への観光需要には適さないダイヤとなっており、稚内方面から行き来する場合だと1日に2往復しか乗車できる便がない。稚内~宗谷岬だけを走る便があっても良さそうだが、特別に区間便を仕立てるほどの需要があるかと言われると微妙で、肝心の「天北宗谷岬線」の需要を食ってしまう弊害もあるので、その実現は望み薄だろう。

天北宗谷岬線のダイヤの改定前後での比較(クリックで拡大)

※ 厳密に言うと、「輸送量が少ないから」は正確ではない。輸送量が少ないのは前からのことで、地元自治体が回数券を購入することにより、輸送量が補助金基準を満たしているように見せかけていた。しかしながら、実態が伴わないことを会計検査院に指摘され、補助金を打ち切られてしまった、というのが正確な内容だ。

千早赤阪村にコンビニがないのは何故か

 大阪府内唯一の村である千早赤阪村で、出店助成金を詐取したというニュースが流れている。それはそれとして、このニュースに際して、「府内で唯一コンビニのない市町村」というフレーズがたびたび取り上げられている。そもそも、何で千早赤阪村にはコンビニがないのだろうか。少し考えてみた。

 千早赤阪村の人口は約5,000人で、大阪府内ではワーストだが、極端に人口が少ないわけではない。コンビニの商圏人口が3,000人程度だと考えれば、千早赤阪村にもコンビニができておかしくないようにも思える。しかし、実際には出店に至っていないのは、「人口の散在」と「村外のアクセスしやすい場所に店がある」ことの2つが原因だと推測する。
 まず、前者については、村全体で5,000人の人口を擁するものの、その過半数が住むような中核的集落が村には存在しない。人口の最も多い地区が、ニュータウンとなっている小吹台(約2,000人)で、その次が町役場のある森屋(約1,000人)。続いて、500人程度の規模の集落が2つ(水分、東阪)ある。どの集落にコンビニを作っても、商売を成立させるのに十分な人口がないというわけだ。
 なお、小吹台地区にはコンビニではないものの個人商店は存在し、最低限の食料品・日用品はそこで購入可能である(逆に言うと、この人口規模ならそれ以上の商店は経営が成り立たないのだろうと思われる)。
 次に、後者に関して言えば、村を少し出ればコンビニがあり、わざわざ村内に作らずともコンビニへアクセスできる現状がある。小吹台地区に着目すると、河内長野駅方面へのバスが頻繁に運行されており、そちらへ行けばスーパーやコンビニがある。森屋地区については、隣接する河南町の中地区に「スーパーセンタオークワ」があり、そこから1km北上するとコンビニ(ファミリーマート)がある。

 この先、村内にコンビニができる可能性を挙げるならば、河南赤坂バイパスの全通時だろうか。いつになるのか分からないが、全通した暁には交通量の増えることが予想される。さすれば、水分地区に「大阪府最後のコンビニ」として出店する目があるのではないだろうか。

(2019.11 文章を修正)

サラサマークオンの速乾性がすごい

サラサマークオン

ゼブラから「サラサマークオン」と呼ばれるゲルインキボールペンが発売された。上から蛍光ペンでなぞっても筆跡がにじまないことを売りにしたペンだ。

しかしこのペンの特徴はそれだけではないようだ。「蛍光ペンでにじまない」ことの副次的な効果なのか、速乾性も高いレベルで有しているのである。

筆記後、すぐor一定時間をおいて指でなぞった結果
(※分かりやすくするため、コントラストを強めにしている)

上は、通常版のサラサ、速乾性が売りのサラサドライ、そしてこのサラサマークオンの速乾性をテストした結果である。すると、サラサマークオンは、サラサドライには及ばないものの、高いレベルで速乾性を有していることが分かる。コピー用紙の上では、1、2秒経てばもう掠れることはない。

筆跡を水でなぞった結果

これまで、速乾性を謳ったゲルインクペン(サラサドライ、エナージェル)は水性染料インクであり、その代償として耐水性を失っていた。しかし、このペンは水性顔料インクであり、耐水性と速乾性を両立することができている。これは、地味にすごいことではないだろうか。

レスポンシブデザイン化を進めています

  • 2018/03/10 12:36
  • タグ:雑記
 現在、当ウェブサイト内各ページのレスポンシブデザイン化を進めている。レスポンシブデザインとは、PCとスマホなど、端末に応じてページのデザインを変化させるような仕組みのことだ。スタイルシート(CSS)によって実装しており、画面の横幅(CSSピクセル数)でデザインを2段階に切り分けている。
 HTMLコードの汚さが際立っていた「路線と駅」内のページについては、新しく作成するページを中心に、CSSの切り替えを進めている。とは言うものの、いかんせんページ数が多いので、すべてを切り替える目途は全く立っていない。ぼちぼち変えていけたらと思っている。

関西本線の代行バス

 2017年台風21号の影響で、10月から翌年1月上旬まで、関西本線の柘植~亀山間が不通となっていた。そのあいだ、代行バスが運転されていた。
 12月のある日、この代行バスに乗車した。バスの運行は沿線の数社で分担されており、このときは三重交通の大型バスで運行された。


柘植駅前に停車する代行バス

 ルートは緩急に富んでいた。柘植駅を出て、駅前の県道を通り、柘植ICから名阪国道に入る。その後、板屋ICで名阪国道の旧道に入り、加太駅付近の路上で乗降取り扱い。その後、向井ICから関ICまで名阪国道を再び走って、関駅前広場で乗降取り扱い。そして、国道1号線と県道565号線を経由して亀山駅へ。こんなルートだ。
 特に、加太駅の前後では、片側1車線もないような、狭隘な道を通る。とても大型バスが通るような道ではないが、加太駅に立ち寄れる道が他にないので仕方なかったのだろう。

三重交通バス曽爾高原線の迂回運行


 三重交通バス20系統、名張駅前~曽爾高原。高原がすすきに彩られる10月、11月限定で運行される便だが、県道81号名張曽爾線における土砂崩れのため、今年は一時的に迂回運行されていた。


迂回ルート

 本来のルートは名張駅から県道81号線を南進するルートだが、迂回路はかなりの遠回りで、宇陀市の榛原地区を経由するルートだった。通常50分のところ、90~120分かかるとされていた(ただし、実際に乗車したところ、80分程度で走っていた)。

 なお、現在、県道81号線の通行止めは解除されている。

県庁所在地への人口の集中度ランキング

  • 2017/11/13 20:29
  • タグ:地理
 県庁所在地と所在地以外の県下最大都市の人口を比較して、県庁所在地への人口集中度のランキングを作成した。

(1)県庁所在地がずば抜けている(県庁所在地の人口が、第二都市に比べて5倍以上)
都道府県 県庁所在地 県庁所在地を除き
最大の都市
A/B
市名 A 人口(人) 市名 B 人口(人)
東京都 特別区 9,272,565 八王子 576,526 16.08
京都府 京都 1,474,570 宇治 184,726 7.98
宮城県 仙台 1,082,185 石巻 147,236 7.35
高知県 高知 337,360 南国 47,999 7.03
熊本県 熊本 741,115 八代 127,540 5.81
北海道 札幌 1,953,784 旭川 339,797 5.75
愛知県 名古屋 2,296,014 豊田 422,780 5.43
 トップは東京都。特別区を一つの市として扱うのは適切なのか分からないが、とにかく23区に人口が集中している。
 また、高知県は、高知市以外に人口5万人を超える市が存在せず、一極集中の様相を呈している。

(2)県庁所在地への集中度合いが高い(第二都市に比べて3倍以上、5倍未満)
都道府県 県庁所在地 県庁所在地を除き
最大の都市
A/B
市名 A 人口(人) 市名 B 人口(人)
和歌山県 和歌山 364,285 田辺 74,777 4.87
鹿児島県 鹿児島 600,008 霧島 125,900 4.77
石川県 金沢 465,810 小松 109,321 4.26
大分県 大分 478,335 別府 122,193 3.91
香川県 高松 420,943 丸亀 110,063 3.82
徳島県 徳島 258,602 阿南 73,100 3.54
秋田県 秋田 315,374 横手 92,214 3.42
愛媛県 松山 515,092 今治 158,185 3.26
大阪府 大阪 2,691,742 839,891 3.20
栃木県 宇都宮 518,761 小山 166,795 3.11
 極端ではないものの、県庁所在地に人口が集中している府県がこちら。
 和歌山県徳島県秋田県には県庁所在地以外に人口10万人を超える都市がなく、県庁所在地への人口集中度が高い。

(3)県庁所在地以外に有力な都市がある(第二都市に比べて1.5倍以上、3倍未満)
都道府県 県庁所在地 県庁所在地を除き
最大の都市
A/B
市名 A 人口(人) 市名 B 人口(人)
福井県 福井 266,002 坂井 90,300 2.95
新潟県 新潟 810,514 長岡 275,246 2.94
奈良県 奈良 360,439 橿原 124,126 2.90
兵庫県 神戸 1,537,860 姫路 535,807 2.87
山梨県 甲府 193,123 甲斐 74,417 2.60
広島県 広島 1,194,507 福山 465,004 2.57
岐阜県 岐阜 406,866 大垣 159,927 2.54
神奈川県 横浜 3,726,167 川崎 1,475,300 2.53
滋賀県 大津 340,972 草津 137,327 2.48
岩手県 盛岡 297,669 一関 121,625 2.45
富山県 富山 418,900 高岡 172,256 2.43
宮崎県 宮崎 401,156 都城 165,098 2.43
沖縄県 那覇 319,449 沖縄 139,315 2.29
埼玉県 さいたま 1,264,253 川口 578,245 2.19
山形県 山形 252,453 鶴岡 129,630 1.95
佐賀県 佐賀 236,398 唐津 122,859 1.92
長崎県 長崎 429,644 佐世保 255,648 1.68
福岡県 福岡 1,538,510 北九州 961,280 1.60
千葉県 千葉 972,639 船橋 622,823 1.56
長野県 長野 377,803 松本 243,383 1.55
岡山県 岡山 719,584 倉敷 477,435 1.51
 このあたりの比率になると、県庁所在地が最大であることは明らかなものの、第二都市もそれなりに有力であると言えるだろう。

(4)県庁所在地と同等規模の都市がほかにもある(第二都市に比べて1倍以上、1.5倍未満)
都道府県 県庁所在地 県庁所在地を除き
最大の都市
A/B
市名 A 人口(人) 市名 B 人口(人)
鳥取県 鳥取 193,766 米子 149,382 1.30
青森県 青森 287,622 八戸 231,379 1.24
島根県 松江 206,407 出雲 171,576 1.20
茨城県 水戸 270,823 つくば 227,029 1.19
 県庁所在地が最大人口であるものの、第二都市も近しい人口規模である県がこちら。県下に有力な都市が二つあるような形だ。
 鳥取県は、鳥取市と米子市が近い人口規模で、それぞれの都市圏が県下で並立している。
 青森県は、八戸市に次ぐ第三都市の弘前市(177,549人)も人口が多く、三都市並立とも言える。

(5)県庁所在地が県内最大都市ではない
都道府県 県庁所在地 県庁所在地を除き
最大の都市
A/B
市名 A 人口(人) 市名 B 人口(人)
群馬県 前橋 336,199 高崎 370,751 0.91
三重県 280,016 四日市 311,089 0.90
静岡県 静岡 705,238 浜松 798,252 0.88
福島県 福島 294,378 いわき 349,344 0.84
山口県 山口 197,502 下関 268,617 0.74
 最後に、県庁所在地が最大都市ではない県がこちら。
 福島県の福島市はいわき市、郡山市に次いで県内第三位の都市である。
 最下位の山口県、経済や商業の中心は完全に下関市であり、政治と経済の中心が分離されていると言えるかもしれない。

(人口は2015年国勢調査による)

神戸電鉄粟生線の輸送密度(2015年版)

前回の記事:神戸電鉄粟生線の輸送密度

 第12回大都市交通センサス(2015年)の調査結果が発表されていたので、神鉄粟生線の輸送密度を算出した。

区間 輸送密度(人/日)
2015年 2010年
全線(鈴蘭台~粟生) 9907 10631
鈴蘭台~志染 15564 15611
志染~粟生 3417 4919
※小数点以下四捨五入

 ご覧の通り、志染以西の区間(志染~粟生)で激減しており、特定地方交通線の4000人/日ラインを割り込んだ。2014年のダイヤ改正における、この区間での大量減便が影響したものと考えられる。ただし、あれだけの減便をした以上、乗客の減ることは想定内であって、改正が間違っていたということはただちには言えないだろう。
 2017年には西鈴蘭台~志染の区間でも昼間の本数を半減するダイヤ改正を行っており、粟生線の置かれた状況は厳しさを増している。

廃番のサラサ4・サラサ3+Sが通販限定で復活

 数年前に廃番となったサラサ4・サラサ3+Sだが、通販限定で復活している模様だ。通販といっても、Amazonなどの総合通販サイトではなく、アスクルやたのめーるのようなオフィス用品通販サイトで取り扱われている。アスクル・たのめーるなどは法人向けなので、個人ならば相当する個人向け通販サイト(ロハコ・ぱーそなるたのめーるなど)で購入する必要がある。
 個人向け通販サイトでサラサ4・サラサ3+Sを購入できるサイトを以下にまとめた。
サイト名 サラサ4 サラサ3+S 相当する
法人向けサイト
透明 透明
ロハコ アスクル
ぱーそなるたのめーる たのめーる
マイカウネット カウネット
ココデカウ フォレストウェイ
●=取り扱いあり -:取り扱いなし
廃番前に存在したオレンジ軸の再販はない模様
 廃盤

ページ移動

ユーティリティ

2019年12月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

Feed